企業概要
設立:2016年3月9日
時価総額(直近):約41.3億円(2025年9月26日時点)
上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/269A(上場日:2024年10月29日)
業種:情報・通信業(AIソリューション/プロダクト)
事業概要: 「Expert AI」を中核に、専門家知識をAIに取り込み、企業のコア業務価値を増幅・拡張するプロダクトとソリューションを提供。具体的には、姿勢分析、ボディサイズ分析、店舗DX・OMO支援、カスタマーサービス標準化などを対象にしたAIサービスを展開。
参考データ(株探):Sapeet(269A)企業情報
ファンダメンタルズ分析
| 指標 | 数値/最新 | コメント |
|---|---|---|
| 売上高成長率 | 売上高:約6.34億円(2024/9期) →予想:約9.60億円(2025/9期) 前期比+約51% | 成長が加速中。AIサービスというテーマが追い風。 |
| 営業利益率・最終益水準 | 2024/9期 営業利益-1.9億円、2025/9期予想 営業利益+0.3億円(黒字転換予想) | 赤字からの黒字転換を見込むフェーズ。成長優先の先行投資あり。 |
| 自己資本比率・財務健全性 | 2024/9期 自己資本率 約37.1% | 財務基盤は整備中。規模拡大に伴う投資リスクあり。 |
| ストック収益性・ビジネスモデル | SaaS型・AIプロダクト提供+コンサル支援という収益構造あり。 | 継続利用モデル・専門領域AIというニッチ性が強み。 |
| オーナー/意思決定構造 | 創設から比較的新しく、上場も2024年と今年。意思決定の機動性が強み。 | 成長初期企業ゆえのリスクとチャンス両方。 |
| 時価総額・上場期間 | 約41.3億円/上場からまだ浅い。 | 小型・成長株としてのポジションあり。 |
スコアチャート
“Sapeet(269A)”|合計: 135 / 平均: 45
チャート
ChatGPTの分析
「専門家ナレッジをAI化し、企業のコア業務を高める」というテーマ性は非常に明確で、PKSHA Technology(3993)などAI領域の既存プレーヤーとの関係もあり、話題性・テーマ性ともに高いと言えます。
成長面では、売上が50%超の増加予想であり、収益化への転換期に差し掛かっている点も魅力です。
強みとしては:
- 専門家知識という高度なドメインにAIを応用しており、他社参入障壁が比較的高め。
- SaaS型プロダクトと支援サービスの組み合わせによるビジネスモデル。
- 上場が新しく「初動期」という観点からの仕込み余地。
一方、リスク・弱みとしては:
- 直近は赤字経営であり、収益性の安定化が必須。
- 小型株ゆえに情報流通・流動性・市場評価の変動が激しい可能性。
- AIテーマだからと過度に期待されており、実績・クライアント導入実績・契約継続が問われるフェーズです。
結論として、現在は“初動〜成長初期”の非常に攻めどきの時期と見ます。ポジションを持つなら「追い風くるAIテーマ」「収益化フェーズへ転換」という条件が揃い始めているこのタイミングです。ただし、規模・実績ともにまだ発展段階であるため、リスク許容度を伴う“成長株投資”として余剰資金での検討が適切です。次期決算で「黒字化達成」「契約数増」「専門領域AIの収益化比率上昇」が確認できれば、テンバガー候補としてさらに注目を浴びる可能性があります。



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