【323A フライヤー】“知のサブスク”×1冊10分読破型サービスで成長フェーズ入りか

売上高or営業利益 更新

企業概要

会社名:株式会社フライヤー

設立:2013年6月4日(※会社設立) 

時価総額(2025年9月26日時点):約25.3億円 

上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/323A(上場日:2025年2月20日) 

業種:情報・通信業(ビジネス書要約・サブスクリプションサービス)

事業概要:「1冊10分で読める本の要約サービス『flier』」および法⼈向け研修・学び支援サービス「flier business/flier スクール」を展開。個人・法人の知識インプットを支え、サブスクリプションモデルで継続収益を狙う。 

参考データ(株探):フライヤー(323A)企業情報

ファンダメンタルズ分析

指標数値/最新コメント
売上高成長率売上高 78.52 百万円(2024/2期)→約95 百万円(2025/2期)と+約21%程度 増収傾向。成長フェーズ入りに近づきつつある。
営業利益率・最終益水準2024/2期最終損益 −13.66 百万円(赤字) 黒字化にはまだ至っておらず、収益化が課題。
自己資本比率・財務健全性自己資本比率 38.3%(2025/2期 単独) 財務基盤は安定とは言えるが、成長投資余地あり。
ストック収益性・ビジネスモデルメインサービスがサブスク型(個人・法人契約)で継続収益を狙うモデル。法人向けが売上の約70%を占めるという記載あり。 ストック収益比率の向上がカギ。
オーナー/意思決定構造創業2013年、上場2025年と新興成長企業。小規模故に意思決定のスピードが強み。成長初期モデルとして“仕込み期”の可能性あり。
時価総額・上場期間約25.3億円(2025/9時点) 小型株であり成長余地を見込める。

スコアチャート

“フライヤー(323A)”|合計: 165 / 平均: 55

チャート

ChatGPTの分析

「学び直し」「知識インプット」「リスキリング」といったテーマが強まる中で、フライヤーの「1冊10分で読める本の要約サービス」という切り口は明確なテーマ性を持っています。個人・法人両方を対象としたサブスクモデルという点も、成長+収益化の両輪を狙えるビジネスモデルといえます。

強みとしては、法人契約比率が高く継続性のある収益モデルに転換しつつある可能性がある点。また、小型上場直後というタイミングで、“成長初期企業”ならではの仕込み期としての魅力があります。

一方で、課題・リスクとしては、直近期まで赤字経営であったこと、収益規模が小さいため成長の加速が不可欠であること、そして競合(オンライン学習、要約サービス、編集出版、eラーニング等)との競争激化及び実績ベースでのストック転換が問われる点があります。

結論として、今が“初動〜中盤”の攻めどきと評価します。次期決算で黒字化の明確な証左・継続契約数や月額収益の伸び・新機能展開が確認できれば、テンバガー候補として注目に値します。ただし、規模が小さいためポジションは“余剰資金での成長株投資”として検討するのが適切です。

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