【5035 HOUSEI】AI/クラウドד媒体/越境EC”支援で“メディアDX+海外市場”を狙う成長株候補

時価総額50億以下

企業概要

  • 会社名HOUSEI株式会社(英語表記:HOUSEI Inc.)
  • 設立:1996年3月15日
  • 時価総額:約33.2億円(2025年10月23日時点)
  • 上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/5035(上場日:2022年7月28日)
  • 業種:情報・通信業(システム開発・クラウドサービス)
  • 事業概要:  報道・出版メディア向けシステム開発・運用、クラウドサービス「imprai®」シリーズ(生成AI・チャット型BI・無人店舗ソリューション)などを展開。また越境EC、物流・倉庫向けソリューションを中国・香港含む海外にも展開中。
  • 参考データ(株探)HOUSEI(5035)企業情報

ファンダメンタルズ分析

指標数値/最新コメント
売上高成長率予想 売上高56.0億円(2025/12期)/前期比+13.9% 増収傾向継続。DX・クラウド需要を背景に成長の基盤あり。
営業利益・最終益水準予想 営業利益約3.0億円/前期比+約2.8倍 利益改善が急激で、収益構造転換の兆しあり。
自己資本比率・財務健全性自己資本比率 約64.0% 財務基盤は比較的堅固。成長投資余力もある。
ストック収益性・ビジネスモデルクラウドサービス・無人店舗・生成AIといった継続契約型モデルを育成中 ストック化が進めば、安定収益化の可能性が高い。
オーナー/意思決定構造創業から約30年、上場から3年弱。新興成長フェーズに移行中。上場直後の“仕込み期”という評価が可能。
時価総額・上場期間約33.2億円/上場から約3年弱。小型株ゆえの成長余地あり。ただし実績が限定的で、成長加速が期待される。

スコアチャート

“HOUSEI(5035)”|合計: 185 / 平均: 61.7

株探

ChatGPTの分析

“メディア・出版DX”および“AI・クラウドソリューション”というテーマは、情報発信インフラの見直し/生成AI普及という時代潮流に合致しています。HOUSEIは報道・出版系企業との実績があり、さらに無人店舗・越境EC・物流DXといった隣接領域も攻めており、成長の複数軸を持っています。

強みとしては、

  • 出版・新聞社など“レガシーな情報発信インフラ”向けの実績があり、差別化が図れている。
  • クラウド・AI・無人化ソリューションによりストック収益モデルへの転換機会を持つ。
  • 財務基盤が比較的良好で、成長投資を行いやすい体制。

一方、リスク・課題としては、

  • 売上の成長率は二桁ながら“急成長”というには物足りず、テンバガー(10倍)候補としてみたときには成長のスピード・スケールが鍵。
  • AI・クラウド・無人店舗という領域は競合も増加しており、実績・差別化・顧客獲得力が今後の評価を左右。
  • 小型株ゆえに流動性・評価の変動リスクが高く、成長期待が先行し過ぎると株価の調整可能性もある。

結論として、現在は“初動〜成長期”のフェーズにあると判断できます。特に次期決算で「無人店舗ソリューション導入数の拡大」「クラウドサービス継続契約数増」「生成AI関連サービスの収益化」が確認できれば、テンバガー候補として一気に評価が高まる可能性があります。ただし、投資対象としては余剰資金での成長株仕込みというスタンスが適切でしょう。

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