企業概要
- 会社名:Globee Inc.(株式会社グロービー)
- 設立:2014年6月12日
- 時価総額(直近株探データ):約41.5 億円(2025年9月時点)
- 上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/5575(上場日:2023年6月14日)
- 業種:情報・通信業(AI英語学習プラットフォーム)
- 事業概要:主力サービスとして AI 英語学習アプリ “abceed(エービーシード)”、学習管理プラットフォーム “abceed for school”、英語コーチングスクール “ABCEED ENGLISH” を提供。スマホ/Webで個人・法人向けに英語学習及び学習管理を支援し、AI を活用して学習効率を高めることをミッションにしています。
- 参考データ(株探):Globee(5575)企業情報
ファンダメンタルズ分析
| 指標 | 数値/最新 | コメント |
|---|---|---|
| 売上高成長率 | 売上高16.4 億円(2025年5月期)/前期12.9 億円 → 約+27%増 | 増収基調にはあるが、成長加速が必要とされるフェーズ。 |
| 営業利益率・最終益水準 | 経常利益4.1 億円/最終益2.8 億円(2025年5月期) | 黒字化しており、収益化の兆しあり。 |
| 自己資本比率・財務健全性 | 自己資本比率 約40.2%(2025年10月時点) | 財務基盤にはさらなる強化余地あり。 |
| ストック収益性・ビジネスモデル | 有料会員数+法人向け管理サービスというサブスク型収益構造。教材・アプリ・学習管理システムの融合。 | 継続収益化が鍵であり、契約継続・追加課金の伸びが今後の成長ドライバーとなる。 |
| オーナー/意思決定構造 | 創業から急成長フェーズ、平均年齢36.4歳・少数精鋭体制。意思決定スピードが強み。 | 小型上場直後ならではの成長余地とリスクを併せ持つ。 |
| 時価総額・上場期間 | 約41.5 億円/上場から日が浅く“初動期”という位置づけ。 | 市場評価がこれから固まる段階で、仕込みの余地あり。 |
スコアチャート
“Globee(5575)”|合計: 165 / 平均: 55
チャート
ChatGPTの分析
「教育」「AI」「英語学習」という三つのテーマが重なり合う中で、Globeeは明確なビジネスポジションを持っています。特に、スマホ・Webで完結できる英語学習アプリ “abceed” を通じて、有料会員・法人契約というサブスク収益モデルを構築しており、学習効率化・個別最適化という付加価値をAIで提供している点が注目できます。
強みとして挙げられる点:
- 英語学習市場という巨大ニーズに加え、AI を活用したサービス差別化が可能という点。
- サブスクリプション型収益構造を持っており、継続契約・顧客維持が実現すれば収益の安定化が期待できる。
- 上場直後かつ成長初期企業であり、評価の伸びしろ・市場の反応面でも“仕込み”の機会がある。
一方で、リスク・弱みとしては:
- 収益規模がまだ小型で、成長のスピード・契約継続率・追加課金の実績化が課題。
- 教育・英語学習市場には多くの競合(オンライン教育、大手アプリ、語学学校など)が存在し、差別化維持が鍵。
- 自己資本比率・収益構造のさらなる改善が求められるフェーズで、投資拡大によるコスト負担の懸念あり。
- 小型株ゆえに流動性・評価動向の変動が大きく、リスク管理が重要。
結論として:
現在は“初動〜成長初期”のタイミングであり、条件として「テーマ性」「収益化開始」「小型上場」が揃っている銘柄と判断できます。次期決算で「有料会員数の増加」「法人契約の拡大」「解約率低下」「単価アップ(アップセル)」といった定量的な伸びが確認できれば、テンバガー候補として本格的に注目に値するでしょう。とはいえ、成長株であるため、投資スタンスとしては 余剰資金での成長株仕込み が適切です。



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