【5596 アウトルックコンサルティング】クラウド経営管理×コンサルで“バックオフィス変革”を支える成長株候補

売上高or営業利益 更新

企業概要

会社名:アウトルックコンサルティング株式会社

設立:2006年4月12日(旧アウトルックソフトジャパン) 

時価総額(2025年9月末時点/株探より):約49.2 億円 

上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/5596(上場日:2023年12月12日) 

業種:情報・通信業(経営管理システム開発・コンサルティング) 

事業概要:

独自経営管理プラットフォーム「Sactona」の開発・提供、及びそれに伴うコンサルティングサービスを提供。管理会計・経営計画・予算・実績管理・グループ経営管理などの分野に特化し、クラウド/オンプレ問わず導入支援を展開。 

参考データ(株探):アウトルックコンサルティング(5596)企業情報

ファンダメンタルズ分析

指標数値/最新コメント
売上高成長率前期比+20.9%(2026年3月期予想 売上20.0 億円 vs 前期16.5 億円) 増収が堅調。成長フェーズに入る可能性あり。
営業利益・最終益水準経常利益予想+16.2%(5.8 億円→見込み)/最終益+6.9%(4.0 億円) 利益は改善傾向。ただし“収益の加速”には慎重な見方もあり。
自己資本比率・財務健全性約78.6%(自己資本比率)/PBR 約4.02倍(10 月20日時点) 財務基盤良好。リスクに対して比較的安定性あり。
ストック収益性・ビジネスモデルSactonaは経営管理・予実管理・グループ統制を対象としたクラウドサービス。導入企業数・契約継続比率が鍵。 継続契約・アップセルが成長ドライバー。拡張性がポイント。
オーナー/意思決定構造創業から経営管理領域に特化。上場から間もない新興成長企業。 小型・成長初期企業ならではの“仕込み期”としての可能性あり。
時価総額・上場期間約49.2 億円(2025年9月末時点)/上場から1年未満。 評価余地・成長余地ともに残されている。

スコアチャート

“アウトルックコンサルティング(5596)”|合計: 205 / 平均: 68.3

チャート

ChatGPTの分析

“経営管理システム/クラウド+コンサル”というテーマは、業務効率化・DX化の流れが強まる中で極めて現代的です。アウトルックコンサルティングはその流れに対して明確なポジションを持っています。

強みとして挙げられる点:

  • 専業型で「管理会計・経営管理」に特化しており、競合多数の中でニッチかつ専門性の高い分野に参入。
  • 財務基盤が良好で、成長フェーズにおける安心材料がある。
  • 上場直後/成長初期という立ち位置で、“仕込み期”としての魅力を持っており、今後導入拡大が進めば評価される可能性。

一方、リスク・課題として:

  • 収益規模はまだ小型で、契約数・継続率・アップセルなど“成長の質”が問われる段階。
  • クラウド/SaaS競争は激化しており、大手ERP・会計ソフト企業との競争があり得る。
  • 売上・利益ともに増加傾向ではあるが、“加速期”というほど急成長モデルにはまだ至っていない。
  • 小型株ゆえに流動性リスク・株価変動幅が大きい可能性がある。

結論

現在は“初動〜成長期”の銘柄と評価できます。次期決算で「導入社数/契約継続数の増加」「アップセル比率の上昇」「グループ統制・海外展開の進捗」が確認できれば、テンバガー候補として本格的に注目すべき銘柄と言えるでしょう。ただし、投資対象としては余剰資金での成長株仕込みというスタンスが適切です。

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