【5031 モイ】ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」で“配信×視聴×課金”のエコシステムを構築する成長株候補

時価総額50億以下

企業概要

  • 会社名:モイ株式会社
  • 設立:2012年2月29日 
  • 時価総額:約38.7億円(2025/09/02時点) 
  • 上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/5031(上場日:2022年4月27日) 
  • 業種:情報・通信業 
  • 事業概要:ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画・開発・運営。配信者向け課金アイテム(投げ銭)販売、視聴者参加型ライブ機能、デジタルデータマーケット等を収益源とする。 
  • 参考データ(株探):モイ(5031)企業情報

ファンダメンタルズ分析

指標数値/最新コメント
売上高成長率売上高 65.9 億円(2025/01期) 前期比+約0.3% 増収は達成しているものの、成長加速という観点では物足りなさも。
営業利益率・最終益水準経常利益 2.6 億円(2025/01期) 黒字には転じているが、利益規模・成長スピードともに方向性を確認した段階。
自己資本比率・財務健全性自己資本比率 約45.2%(2025/01期) 財務基盤はまずまず。だが、成長投資余地と先行費用も視野に。
ストック収益性・ビジネスモデル課金アイテム+ライブ配信+データ販売という継続課金/コミュニティ型ビジネス構造あり。 継続利用・コミュニティ機能が鍵。定額型サービスやアップセル比率が今後の焦点。
オーナー/意思決定構造上場から間もない新興企業で、機動性・伸びしろのある「仕込み期」的ポジション。小型株としての成長余地あり。
時価総額・上場期間約38.7 億円/上場約3年。 小型株ゆえに評価の伸びしろもある一方、実績の裏付けが求められる。

スコアチャート

“モイ(5031)”|合計: 150 / 平均: 50

株探

ChatGPTの分析

“ライブ配信×コミュニティ×課金”という構造は、スマホ時代・個人発信時代のトレンドと合致しています。モイはツイキャスを軸に、配信者・視聴者・課金アイテムという三者構造をうまく捉えており、テーマ性・モデル構成ともに興味深いです。

強みとして:

  • ツイキャスという既存ユーザー基盤を持ち、配信者向け課金モデルが既に稼働している点。
  • コミュニティ・投げ銭という収益モデルは、継続課金・ファン化という観点でも可能性を感じさせる。
  • 成長初期・上場から日が浅いということで、評価の再上昇フェーズを迎える可能性。

一方、リスク・課題として:

  • 売上成長率が+0〜数%に留まっており、テンバガー(10倍)視点では“加速”モデルであるべき段階にはまだ届いていない。
  • ライブ配信/課金市場においては競合も多く、ユーザー性・サービス維持・飽き・流行の移転というリスクも。
  • ストック収益モデル化・アップセル・定額サービス化といった収益構造の深化が今後の焦点。
  • 小型株ゆえの市場流動性リスクおよび不透明な成長シナリオも意識すべき。

結論

現在は“初動~成長初期”の銘柄と判断できます。仕込みどきではありますが、次期決算・契約数・アップセル・定額課金化という定量改善の確認ができればテンバガー候補として本格的に注目できます。ただし、投資対象としては余剰資金での成長株仕込みというスタンスが適切です。

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