【137A Cocolive】不動産×クラウド営業支援で“追客”効率化を狙うテンバガー候補

時価総額50億以下

企業概要

会社名:Cocolive株式会社

設立:2017年1月(2017/01) 

時価総額(2025年10月17日時点):約36.1億円 

上場市場・証券コード:東京証券取引所グロース市場/137A 

業種:情報・通信業(住宅・不動産業界向けクラウドサービス)

事業概要:不動産会社向けに、マーケティング活動の「集客」「追客」「成約フォロー」までを自動化・効率化するクラウドサービス「KASIKA」を自社開発・提供。住宅・不動産業界に特化した営業支援プラットフォームとして、問い合わせ後のフォロー体制の強化や営業効率化に注力。 

参考データ(株探):Cocolive(137A)企業情報

ファンダメンタルズ分析

指標数値/最新コメント
売上高成長率売上高1,302百万円、営業利益280百万円(2025/05期) クラウドサービス100%構成で右肩上がり。成長フェーズ中。
営業利益率・最終益水準営業利益率約21.5%(上記期) 利益率も高め。収益構造が良好。
自己資本比率・財務健全性自己資本比率83.9%(2025/10時点) 財務基盤良好。安心感あり。
ストック収益性・ビジネスモデル月額利用料+オプション課金+継続契約のクラウドサービスモデル。導入社数1000社超。 継続収益モデルが軌道に乗れば、安定成長期待。
オーナー/意思決定構造創業2017年、上場2024年2月28日(IPO)と比較的若い企業。 成長初期段階ならではの機動性と伸びしろ。
時価総額・上場期間約36.1億円、上場から間もないため成長ポテンシャルあり。 小型株ならではの伸びしろを期待できる。

スコアチャート

“Cocolive(137A)”|合計: 195 / 平均: 65

チャート

ChatGPTの分析

住宅・不動産の営業活動において、特に「問い合わせ後の追客」や「潜在顧客から成約までの時間短縮」が大きな課題となる中、Cocoliveは「KASIKA」というクラウドツールを通じてこの課題を直接解決しています。導入社数1000社超という実績もあり、テーマ性+実績という点では好評価できます。

強みとしては、

  • 不動産に特化したB2Bクラウドサービスというニッチだが需要の大きい市場を狙っていること
  • 継続課金型ビジネスモデルが既に一定数稼働しており、ストック収益化の期待ができること
  • 財務基盤が比較的健全であり、収益性も高めである点

一方、リスク・課題としては、

  • クラウドサービス市場でも競合は存在するため差別化維持が鍵となること
  • 上場間もないため、成長実績・規模拡大スピードがいかに加速できるかが問われること
  • 小型株特有の流動性リスク・評価の変動リスクも意識する必要があること

結論として、現在は“初動~成長期”の段階と判断できます。次期決算で「導入社数の増加」「月次継続課金(MRR)の伸び」「解約率の低下」といった定量的な伸びが確認できれば、テンバガー候補として本格的に注目すべき銘柄です。ただし、投資としては余剰資金で“成長株仕込み”というスタンスが適切でしょう。

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